【ビデオクリップ】ワン・マンドガ「文学は民族的であればあるほどより世界性を増す」

人民日報（中国共産党の機関紙）のサイト人民網が、中央民族大学モンゴル学部主任、博士課程指導教授のワンマンドガ先生と記者との対談を掲載しています。テーマは『建国以降のモンゴル文学作品と文学理論の発展』。モンゴル語による小一時間ほどの対談です。

人民網（縦文字モンゴル語）のページより
※画像をクリックするとビデオ・クリップが見れます
http://mongol.people.com.cn/166861/10037154.html

【新刊情報】リグデン著『地球宣言』の邦訳（佐治俊彦＆ボルジギン・ブレンサイン訳）、ついに出版

内モンゴルの人気現代作家リグデンの長編小説『地球宣言』がついに翻訳、出版されました。
リグデンはシリンゴル盟出身の著名作家で、文芸誌『ウヌル・ツェツェグ（花的原野）』等で活躍。
訳者は和光大学の佐治俊彦先生と滋賀県立大学のブレンサイン先生です。
テーマは文革を正面から取り上げたもので、少数民族にとってはとくに苛烈だったこのようなことが
再び起こらないようにという願いを込めて書かれた物語のようです。

書誌情報『地球宣言』（紀伊国屋書店）
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4876525013.html

2009年春期 日本モンゴル文学会研究発表会のご案内

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2009年春期　日本モンゴル文学会研究発表会のご案内

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2009年春期日本モンゴル文学会研究発表会を、以下のとおり開催いたします。
会員以外の方でもご参加いただけますので、より多くの方のご来場をお待ち
しております。（事前申込不要・参加無料）

日時：2009年6月27日（土）13:00～18:00

於：東京外国語大学本郷サテライト
地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷三丁目」駅下車徒歩5分
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅下車徒歩10分

参考：東京外国語大学本郷サテライトのウェブサイト
http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/#access

＜プログラム予定＞（敬称略）

Ⅰ　開会の挨拶

Ⅱ　基調講演：
「中国における20世紀前半のモンゴル文学に関する研究動向(2000年～2009年)」
（ミャンガト・エルデムト　中央民族大学）

Ⅲ　研究発表：
（１）「“文革派”作家烏蘭巴干（ウランバガン）の生涯と作品について」
（朝魯門　東京外国語大学大学院）
（２）「カルムイク知識人のリーダー、エレンジェン・ハラダワーンについて」
（荒井幸康 北海道大学スラブ研究所）
（３）「モンゴル文学における父の不在　モンゴル文学に家族を読む」
（芝山　豊　清泉女学院大学）
（４）「作曲家による自文化の音楽原理の発見―モンゴルの事例から」
（青木隆紘　東京外国語大学大学院）
（５）「黒い影から差し込む光明―芸術映画「影（Suuder）」について―」
（岡田和行　東京外国語大学）

Ⅳ　自由討議

Ⅴ　閉会の挨拶　

尚、研究発表会の後、懇親会を予定しています。
懇親会の会場等は当日お知らせします。

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＜お問い合わせ先＞
日本モンゴル文学会
[e-mail]
※＠は半角に直してください。
＜ウェブサイト＞
http://www007.upp.so-net.ne.jp/mongolbungaku/
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【出版情報】バラガンサン物語 モンゴルの滑稽ばなし

平凡社・東洋文庫から標記の本が出版されました。
翻訳者は若松寛さんです。
バラガンサンとはモンゴル口承文学中の著名な智の権化のことで
頓知ばなしのようです。
詳細は以下の版元サイトをごらん下さい。

バラガンサン物語　モンゴルの滑稽ばなし
http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/browse.cgi?code=80_771

内モンゴル作家協会のHP

内モンゴル作家協会のホームページ（中国語）です。
モンゴル語で書かれた作品の中国語訳なども掲載されています。
http://www.nmgzxw.com/